農業は、特に北海道では、1年で1サイクルなのです。
それでも、うちやま農園は変化し続けています。
都会の組織や大会社が日々変化しているように、
見えないところが少しづつ変わっていて、
その小さい変化が積もり積もった時に、
ある形になって目に見えてきます。
見える前の、こっそりひっそり、意識的にも無意識でも、
少しづつ働きかけたことが、良い方に現れたら達成感もあるし、
とても嬉しい。
でも悪い方に現れることも、たくさんあります。
それでも、修正して良い方向に向かわせたり、
途中で諦めることで、あらたな変化を生んだりします。
その変化が、日々の目まぐるしい対応と思慮が、
僕自身が経営を飽きない要因のひとつだと思います。
安定的に儲かるよりも、適度な自然災害に遭いながらの、
ジェットコースターのような経営は、
家族にとっては辛くても(申し訳ない)、
仕事のやりがいにつながってたりするんです。
さあ、春アスパラも最終盤。
ハウス、露地、と続きましたが、まもなく終了です。
そしてこれから1か月が、来年の春アスパラへの仕込みで
最も大事な時期です。
大好きなサッカーのヨーロッパ選手権が行われていますが、
来年のアスパラのために全力を尽くします。
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