アスパラガスの夏。
北海道では収穫せずに放置する人もいますが、
本州においては収穫することが大事な仕事です。
今年は5/9に収穫を終えたハウスが、
6/25にはほぼ立茎が仕上がりました。
例年ですと、最低気温が15度を超えれば、
夏アスパラがどんどん出てきますが、
今年はいつまで経っても出てこない。
追肥しても、葉面散布しても出てこない。
立茎自体は良いはずだし、新擬葉は吹いてるし、
下枝も出てくるのに、新芽だけが出ない。
落ち込んでいた先日、涼しくなった途端に出てきました。
待つこと1ヶ月、ようやくピークに入りました。
30度を超える毎日に、アスパラの親木がついていかなかったのか?
本州では高温でも収穫しているよ?
北海道でも温度が低いところではとれているけど、
美唄では全域で前年の半分以下だった。
そういえば、立茎時の温度については、
ガンガン温度上げて成長促している農家がいたな。
昔の九州では温度あげないのが常識だった気がするけど、
近年の高温でアスパラに新たな技術が加わっているのかも。
これは、アスパラの生息温度帯が関係しているのではないかと。
北海道では、春から氷点下に近い温度を受けるアスパラ。
立茎時も最低気温は10度以下に頻繁に遭遇します。
0度〜35度なのか、10度〜40度なのか、許容範囲の限度はあるはず。
品種では差がなさそうだが、定植年によって差が出ている。
考えて検証するのは楽しい。
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