赤井川へ。
ホワイトアスパラで50年前から有名な滝本さんと、
友達の赤木さんの畑を見に。
赤井川は、茎枯病が発生していない、道内でも数少ない生産地のひとつ。
環境が羨ましいのはさておき、それは気候や環境だけではなかろう。
特に、赤木さんは有機圃場も慣行圃場もどちらも手掛けており、
アスパラを見るにはもうここしかないような農家。
性格も最高。
で、農薬云々もある程度はあると思うが、窒素肥料がかなり土に悪さを
しているのではないかと推測。
急激に硝酸態窒素を吸う環境にすることが、土にもアスパラにも、
無理がかかっているかもしれない。炭水化物だけやればいいわけでは無いが、
アスパラの本来の性質に寄った、春のみでがっちりと収穫する、
という生産体制に戻す必要があるのでは無いか、と。
春の収穫量が足りないと、ついつい夏で挽回と考えてします。
それがアスパラに無理をかけているかもしれない、と思ったり。
土に緩衝力を持たせることについては、方向は間違えていないだろう。
有機物の与え方についても、この冬は再考が必要。
作業のタイミングも。
もちろん、経営や販売、市場の状況も話は尽きない。
眠くなる前に帰ってきたが、久しぶりに充実した勉強だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿