ムスコの卒園・修了式に参加しました。
これまでこの幼稚園の素晴らしさを紹介してこなかったので、
1年通った感想など含めて紹介します。
家から車で30分ほど離れた隣町にある、「わくわくの杜」という幼稚園です。
街の旧小学校校舎を利用して幼稚園を運営しています。
とにかく、遊ばせます。
色々な場所で、色々な道具で、
いつもどこでもだれとでも。
遊びの中にルールがあることもあれば、
ルールがないこともあります。
朝車で10分くらいかけてバス停まで送り、
9時前にバスに乗り、15時半前に帰ってきます。
「今日は何したの?」「今日はだれと走ったの?」
「となりは誰だった?」「どこに行ったの?」
そんな話も楽しいし、毎日の活動をfacebookに投稿してくれます。
自然体験型・子育て支援施設わくわくの杜
運営方針が素晴らしいからか、先生方も一生懸命です。
子どもをよく見ているし、よく放し飼いにしれくれます。
怪我したり、熱出しても、よっぽどのことがなければ親に電話しないし、
その判断も納得できるものなので安心して預けられます。
個人個人よく見ているとわかるやりとりも安心できます。
イベントも多く、バスに乗って色々なところへ行っています。
うちのアスパラ畑にも来てほしいな、この元気な子ども達、と思ってます。
一番は、子どもが変わったことです。
幼稚園に行きたいと言うし、楽しくて仕方ないようです。
4歳(年少)までは地元の保育園でしたが、
行きたくないといってぐずったり、面白くないと愚痴ったり、
昼寝したくないとかテレビ見るの嫌だとか、
外で遊びたいとか、色々文句を言ってました。
でも、言わないです、ここに変わってから。
地元の保育園に入れないことでの周囲からの見られ方はもちろん、
うちの親ですら大反対しました。
しかし、子どもに環境を与えるのは親です。
後悔しないため、子どもを中心に考えると、
幼少期はめいいっぱい遊ばせようという思いから、決断しました。
良いか悪いかは、結果は死ぬときまでわからないと思ってます。
それによって出会いや考え方まで変わり、
それが10年、20年後にどう影響するかはわからないからです。
でもでも、毎日の笑顔が増え、活発に動き回るようになり、
外遊びも虫も自然科学も大好きになったムスコ。
友達と競ったり遊んだり、充実感が窺えて、こっちが嬉しくなるほどです。
岩見沢・当別・美唄にはバスが走ってます。
きちっと管理された保育を望む方には向いてません。
子どもなんだから喧嘩とか怪我とか当たり前、
自分のことも人のことも思いやれる、
そんな方には向いていると思います。
札幌とか東京には沢山こういった幼稚園があるんでしょうが、
この田舎町の近くにもあることに感謝です。
入場で、相変わらず一際小さいムスコ。
卒園式も明るく、涙あり。
最後に、『だいすきだったしるし』をみんなで歌いました。
この歌詞を見ただけで泣けてきます。
楽しい思い出しかない幼稚園は、きっと財産。
小学校に行ったら規則とキマリとルールの中で、
集団生活の基礎を身に着けねばならないのだから。
そして、演劇もみせてくれます、わくわくの園児たち。
最後に今年一年お世話になった先生たちと。
すみこ先生とすえこ先生。
これまでの子ども達に加え、新参者のムスコを良く見てくれました。
優しく、シビアに、丁寧に。
来年はゆきえ先生だそうです。
楽しい最後の一年を過ごしてもらいたいです。
2016年3月20日日曜日
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