2017年6月15日木曜日

繁忙期とは

うちやま農園の繁忙期は、いわずもがな、
春アスパラの時期、5月から6月です。

ついこないだGWだと思ったらもう6月中旬だよ。
と妻。
まさにそういう感覚。
毎日毎日アスパラと戯れ、伝票と戯れ、
電話と戯れている間に、あっという間です。

毎年のことなんです。
改善の余地は、ないと思ってます。
露地アスパラを大規模に栽培する以上、こうなります。

でも、今年もパートさんたちが大活躍してくれてます。
新人さんもベテランさんも、早朝から土日まで。
2代目夫婦が自分達だけでやっていたことも、
我々は人に仕事をお願いすることにしています。
健康な作物は健康な人間からできるはず。
身体も脳ミソもいい状態を保っている方が、
いい人間関係を築けますし、怪我やミスも防げます。
その辺を、自分達だけで抱え込まないようにしてます。

それでも、やることだらけなのです。
今だけ今だけ・・・、といいながら笑

6月1日、低温の雨にあたって少しダメージを受けたアスパラ。
昨年同様、6月頭に冷たい雨をもらいました。
そして寒気が抜けず、日中も低温のままです。
アスパラは出てからは体力を消耗し続けますが、
高温に晒されていない分だけ、まだ余力があるような気もします。

今年の選別スペースです。
スピードに加えて、作業しやすさも考慮して、
改善しました。
赤井川の赤木さんを参考にさせてもらいまして、
これで多いときは1日500kg以上できるようになりました。


ホワイトアスパラも収穫終了です。

被覆を剥がしたら、なんとも不自然な景色。


3年目で早期に養生を始めたアスパラはすでにこんな感じ。

雨が降ったら目立ちだすハコベも、
みんなでとってもらいます。
あっという間にキレイになります。
ありがたすぎる。

「走る方が速いからイヤだ。」
と練習をさぼっていた自転車に、ようやく乗れるようになったムスコ。
じいちゃんから特訓をうけて、1年生、すいすいです。


うちのメインの露地アスパラの旬が1ヶ月しかないため、
バイヤーさんとの交渉も1年ではまとまらないことが多いです。
サンプル送って社内で審査云々しているうちに、もう2,3週間・・・。
そんなのザラです。
でも、急がなくてもいいと思ってます。
アスパラは永年草。
人の付き合いはそれ以上なので、焦ってことを進めるよりは、
ゆっくりと醸成してお取引する方が、お互いに気持ちよくお付き合いできます。

長い目で、お付き合いできる関係づくりを、
アスパラとも人とも、築いていきます。

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