アスパラがさ、「今は肥料ほしくないんだよ」て言ってる。
かもしれない。
こっちは過去の経験からこの時期にこのお世話を、とか、
今こそこの病気予防を、とか、
今は何もあげなくて大丈夫、とか決めて作業してます。
でも、アスパラの様子からそう判断しているだけで、
実は「もう遅いよね」とか、
「腹いっぱいなのに食べれないよ」とか、
「病気になるような免疫してないけど」とか、
そういう状態の時もあるでしょう。
そこを、こちらの勝手な都合を押し付けている可能性はある。
それはアスパラにではなく、他人にも。
自分がこうしたんだから、このくらいはやってくれるだろう、
やってくれたからこのくらい返しておけばいいだろう。
それが合ってないと、両想いにはなりませんね。
独り善がり。
人に対しては、独り善がりでも、それなりの仲間ができる。
でもアスパラに対してこっちが独り善がりでは、うまく作れない。
それはあったかもしれないなー。
暑い中、よく光合成して根が伸びているから、
アスパラの吸収根は水を探しているだろうし、
新芽が出てきて頭の開きが早いと思ったけど、
雨が降れば締まるだろう、なんて、甘かったのかも。
瀕死状態だったかも。
ハウス内はたっぷり毎日水あげたもね。
露地は強いから、なんて都合の良い解釈だったかも。
開花時はやっぱり水がいるんだよ。
いるさそりゃあ。
本当?となりの株は5日遅いけど、
そっちの方が生育いいよ?ん?
思い通りに生育して、
美味しい農作物がたくさん収穫できたら、
そりゃあ楽しいよね。
そうじゃない。
思い通りにならないことを、
楽しめることが農業の醍醐味のひとつじゃないか。
今は楽しくないけど、
後で楽しく話せるように。
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