2013年4月20日土曜日

人工的な良い眺め

こちら、ちょっと太いので計ってみました。
一本109g…、そんなにあるんだ。
2L3本分、3L2本分あります。
こんな風に萌芽しているのは、稼ぎ頭です。
アスパラ農家なら、「いい眺め」と思うはずです。
全部がこれならどんなに儲かるだろう、とも(笑)

うちやま農園のアスパラが食べられるお店のページ、更新しました。
 http://hiroshicommit.blogspot.jp/2011/03/blog-post_8807.html
 
 
  
さて、ネズミにビニールを齧られてどうなることかと思ったトンネル張り。
結局、予定日と翌日は強風で作業できなかったことを考えると、
2日遅れで下記のような絶景になりました。
齧られていないビニールを探して2列(500m)を張り、
残りの約1300mを新品に取り換えました。
日照時間によりますが、順調にいけば5/1収穫予定です。
このトンネルの風景をみると、アスパラを食べた次に春を感じます。

 
麦の畑、少し緑がかって見えるようになりました。
追肥追肥で養分を切らさないようにして、たくさんとりたい。
というより、こんなに栽培しにくい品種を指定するなよな、と。
 
 
今朝がた、お客様から電話がありました。
「いろいろ食べたけどうちやま農園のアスパラが一番美味しいわ」
大阪の方からでしたが、名前を言わずに切ってしまいました。
注文すると言ってましたが、さてどなたでしょうか(笑)
 
私はこう言われて、ありがたい気持ちと、これを真に受けてはいけない、
という気持ちが同時に現れます。
味覚も価値観も人それぞれです。
その人にとってはうちやま農園のアスパラが最高かもしれませんが、
別な人は赤木さんのアスパラが、別な人は押谷さんのアスパラが
最高だと感じると思います。
誰もが美味しいと思う味はあり得ませんが、自分が追い求める味を探し続け、
お客様にも満足してもらえる商品を提供する。
それが一致しなければ、二つ三つと作ればいい。
生産者の面白さを感じつつ、精進精進。

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