農家としての必須条件は、身体が丈夫なこと、健康なことです。
これがないと、大きなハンディキャップを負うことになります。
農業は、毎日の作業の積み重ねです。
その積み重ねが、大事な用事以外でできなくなると、
失った差を埋めることは相当難しいのです。
なぜなら、季節の変化の中では、9/14は9/14しかなく、
同じ作業を9/20に行ったとしても、作物の状態は変わっているため、
同じ効果はたいがい得られないからです。
何日も無理して頑張ると、ミスが出る、怪我をする、
イライラする、判断力が弱くなるなどなど、大きな失敗が待っています。
ですが、毎日の積み重ね。
地味でとても大変なことです。
これができないとなると、できないことを前提に作業体系を組むことになり、
適期作業やスピード勝負ができないことになります。
絶望的な差がでますが、まあ、やりようによっては不可能ではない。
ただ成功がより狭き門となってしまいます。
健康でありたいと思いつつも、そうなっている人は少ないと思います。
身体はいつまでも騙し続けられません。
2,3日であれば無理を聴いてくれますが、ツケは回ってきます。
死なない程度に仕事できるペースで続けられる作業体系と、
人の確保に努めること。
これが園芸作物を中心とした農業では大事なことです。
僕も身体が丈夫なほうではありません。
それを前提にしすぎると言い訳のようになります。
どうやったら自分も健康でいながら良い農作物を
良い判断とよき人のもとで作れるか。
そのための智恵を絞ります。
2016年9月14日水曜日
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