2012年8月31日金曜日

八月おわり

昨日の苗、本日で鉢上げ終わりました。
30度を超える日中。
いつもは午前中でおわりですが、
午後も残ってもらったお陰で、終わりました。
 
やはり我が家はパートさんたちのお陰で成り立ってます。
本当にありがとうございます。
 
 
7月までと打って変わって、8月は雨が多かったですね。
お陰で今になって茎枯病が出始めてます。
明日から必死で抜き取り作業する予定。
 
防除での予防には限界あります。
全国のアスパラ農家さん、茎枯病のことは事前に学んだ方がいいですよ。
広がってからでは手遅れですが、
出始めであれば、完全に予防できます。
 
 
8月いっぱいで、農業用水が止まります。
その後のハウスの灌水や防除に使う水は、
井戸水です。
 
昔は飲み水だったようで、父の内臓が丈夫なのは井戸水のお陰らしい。
それはいいとして、なぜ農業用水が8月で終了かというと、
田んぼが9月にはほぼ水を必要としないから。
あくまで田んぼ中心の農業地域なので、そのように。
 
園芸屋さんは、独自で井戸を持つか、川から汲むか、
用水所にもらいにいくかしなければなりません。
あと2カ月も使うのに、園芸に力を入れるという言葉は
表面的なパフォーマンスなんだと、ようやく気付きました。
 
 
トウモロコシが良く売れました。
いつもありがとうございます。
また来年もお楽しみに。
 
 
パプリカ、これからですよ~

60万円の苗

露地6反分の苗を購入しまし。
種代を含めて1苗50円。
1反あたり2,000苗植えるので、
12,000苗あり、60万円です。
来年植えるので、早くても2014年からの
収穫になるため、資金回収期間が長いです。
 
セル苗を持ってきて、うちでポットに鉢上げします。
流れ作業なので、気持ちよく作業が進みます。
 
 
スピードポッターという画期的な道具で、
ポットに土を詰めて行きます。
 
ポットを苗箱に並べてから詰めた土に穴を空けて、
 
セル苗を移植します。
 
移植した苗は外に並べます。
 
現在7,000/12,000まで終了。
今日と明日でおわるかなー。
土日のKさん、お楽しみに。



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父との仲2

FBにて少し意見を求めたところ、
親だから仕方ない、親だからだ、喧嘩できるだけ元気で真剣な証拠、
若さの特権、などなど、意見をもらいました。
そして、普遍的な課題なのに、語られることが少ない、とも。
 
 
確かにそうだと思う。
その理由の大きなものは、公私混同だと思う。
語り難いのだ、プライベートが絡むので。
これは農家に限らず、自営業を継いだ家庭に共通するはず。
 
プライベートが絡むと、他人には理解できない、
悪口のようなものが含まれてくる。
それを上手に表現した「あかね空」は、本当の名作。
 
だから、身内との関係を説明する時には、細心の注意が必要。
私も、仕事では尊敬するが、プライベートでは尊敬していない、
という気持ちを父に対して持ち続けている。
就農前も、就農後も変わらない。
 
 
上司との仲が悪いことは、サラリーマン時代によくあった。
仲が悪い状態を、良しとは思わないが、
ビジネスマンなんて所詮は自分なので、とくに関係なく過ごせたが、
自営業は、そうはいかない。
実績を出して黙らせる、とうことができないのだ。
 
 
前置きが長くなりましたが、次回から、少しづつ記していきます。

2012年8月30日木曜日

辞めた理由

そろそろいいかな、と思って書きます。
父との仲シリーズは、もう少し後で。
  
帰農当時、すぐに入会した美唄青年会議所(通称JC)。
過去の記事はありますが、約3年前に退会してます。
  
退会当時は冷静にかけないと思って、何も書きませんでしたが、
昨日のある講演会でそれを思い出し、書いてみようと思いました。

 
街づくりのために活動する任意団体。
美唄のために、ともに頑張ろう。
そう言われて、加入を即決しました。
 
表面的にわかることと、中に入らないとわからないとがあります。
団体に限らず、企業もそうでした。
中に入って、こんな人なのか、こんな目的なのか、と。 
 
でJCは、街づくりよりも、JCで在ること、の方が優先されているように感じました。
それを変えるのも君次第、どうなるかは君次第、は、わかる。
でもね、JCという団体にそこまで自分を預けられなかったのです。
街づくりはマスターベーションではなく、役に立っているかが
明確に現れる活動をすべきだと思っています。
今でも。
 
自分に合わなかった、というだけの話ですよ。
今でもJCの方々とは仲良しですし、仕事の付き合いもあります。
 
 
自分たちの活動こそ、正義だ。
ということを主張することって、とても危険。
周りが悪いかもしくはくだらなくて、自分たちだけは、という考え、よく耳にします。
それって、宗教に近いし、宗教こそ争いの根源だと僕は確信してます。
正義って、もっと絶対的なものだし、比較対象は必要ない。
 
 
少し偏っているし、自分の考えと合わないな、と思ったので、辞めました。
年会費の8万円も、もっと自己研鑽に有効活用できるな、とも。
活動自体は素晴らしいことも沢山あります。
たば、自分には合わない、というだけ。
 
 
 
さて、アザミウマの写真です。
 2匹写ってます。
老眼だと見えないそうです(笑)
 
 
こちらは、自家採種のパプリカが、
セニョリータと自然交配してできたもの。
これって、来年どうなるんだろ?

2012年8月29日水曜日

そこは大事か?

トトちゃん、いいお尻してます。
ただいま、80kgくらい。
 
 
農家になる前から、思うことは、そこは大事か?ということ。
ここでいう「そこ」とは、犯人捜しのこと。
 
何かのミスが発生したとき、誰のせい?という
犯人捜しが始まる。
 
システム上、犯人がわかることで次のステップに
進めるなら、それは必要。
たとえば工場の流れ作業や、ソフト開発での分業作業など
 
でも、犯人を見つけることで解決しないこともある。
泥棒を捕まえても盗難は無くならないし、
殺人者を処罰しても殺人は無くならない。
 
農作業において、チームで作業しているときに、ミスは発生する。
それは、発生するものとして捉えるべきだし、
責任者の指導が悪い場合が往々にしてある。
 
しかし責任者(主に経営者)は、自分のミスには寛容だし、
人からも寛容な容赦を求めるが、人の失敗には厳しい人が多い。
農家のオヤジは特にその傾向が強い。
人が壊すと烈火のごとく怒り、ワメキ散らすのに、
自分が壊したら「形あるものいつかは壊れる」と。
 
 
話は逸れましたが、何が言いたいかと言うと、
誰のせい、ではなく、どうすればこのミスが防げる?
ということを使用者は考え・行動する必要がある、ということ。
 
ミスした人はミスしたくてした訳じゃないし、
基本的にはミスしないように努めるハズ。
ミスした人を責めるのではなく、ミスした原因を
減らし、無くすことを考えて仕事したらいいのに。

2012年8月28日火曜日

父との仲

写真でもわかるかも。
アスパラマニアなら。
ティーリムの擬葉、でっぷりと太ってます。
リム系の擬葉って、みんなこうなんでしょうか。
 
盛んに光合成してくれそうな葉。
来年が楽しみ~^^
 
 
 

このタイトルでシリーズ化しようかな(笑)
 
毎年夏過ぎると、父との仲が悪くなる。
悪いというか、腹立たしくて会話したくなくなる感じ。
頭ではわかっていても、腹に座ってないことは
行動に出ないんです、ワタクシ。
良くない良くないはわかるが、機械人間ではないので。
 
3-7月にかけては、「できること」に対して、
「やりたいこと」が大きく上回っているから、
お互いに連携しながらやりたいことを絞って作業する。
できる<やりたい、ということ。
 
ところが8-11月になると、
できる≒やりたい、になってくると、
細かい連携がなくてもある程度できるために、
コミュニケーションをとらなくなる。
そして、お互いのやりたいことが、これまで
共通していたのに、別々のことに向かっていく。
そして、余裕があるからなのか、父の口からは
文句や愚痴が多くなる。
こっちは話しかけることが少ない上に、
話しかけられることは愚痴と文句。
これにイライラしている、というのが状況。
 
でもそれって、何で?
現状はそうでも、原因がはっきりしない。
そこで、少し自分自身を掘り下げてみようかな、と。
 
次回以降に。