2011年1月27日木曜日

藍い空と、備忘録


雪国では珍しくありませんが、日が沈んだ後、
雪も空も青と言うか藍色になります。
ビックリするくらい綺麗です。
『冬は、つとめて』、とは清少納言。でも雪国では
『冬は、日暮れ』でしょう。
札幌の知人は、アルテピアッツァ美唄の日暮れに
感激したようで、なぜ美唄で誘致しないのだ(怒)と。
 
 
ここからは、アスパラについて最近読んだ本の備忘録。
・フザリウム属菌が泥炭には多く、アスパラに悪さ(立枯、株腐など)をすると言われているが、ホモプシス属菌による茎枯病、斑点病が北海道では多い。残渣の焼却でいくらかは予防できるが、中長期天気予報と長期視点の栽培計画が必須。立茎栽培と春どり集中に分けた圃場管理。茎枯病は、感染から発病まで1カ月もあるんだと。
・連作障害は、フザリウム属菌の他に、ヒトフィトラ属菌やリゾクトニア属菌など。覚えられない・・・。
・栄養価比較では、ムラサキはグリーンに比べてポリフェノールの量が約10倍、ホワイトがグリーンを上回るのは糖含量とサポニン(これは高麗人参の機能成分と同じ)で、殆どに置いてグリーンの方が栄養成分、機能性成分が高い。抗酸化成分は日射量に比例するようだ。
・伏せ込み栽培収穫後の株や根にはフルコトオリゴ糖やサポニンが残っているようだ。
 
栽培における新しい情報は少ない本だったが、栄養価や病気については勉強になった。保存技術についても興味深い記述があったが、核心に触れるものではなく、実現性に乏しいので割愛。でも、保存も栄養価も、もっと研究が進むな、ということがわかった。

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