2011年2月12日土曜日

考え中・・・

これは私の一番好きなビール、キリンの
『ハートランド』です。そうです、少しだけ、
お酒が飲めるようになりました(笑)
イベントでの飲酒がほとんどですが、
もちろんこちらでも飲みます!
 
 
現在の畑を見ながら、最近考えていることは、
これからのうちやま農園のこと。
ほぼアスパラでやってきたこれまでの営農を
これからはどうして行こうかな、と。
 
面積だけを見るとやや手に余る状況であり、
現在の6haから4haくらいに減らしても
現状より多くの収穫が可能だと思っています。
その効率化と同時に、その他作物を思案中。
そう、アスパラ抜きでの営農は考えにない(笑)
 
現状の大豆や小麦の面積を増やす方向
(要は規模拡大路線)と、野菜作を1~2haほど
加えて、小売りや1次加工を主体とした生活者との
交流をメインにした営農。もちろん、やりたいのは後者。
 
規模拡大路線については、我が家の経営では
投資が大きすぎることと、タイミングが遅いことと、
世界規模での食糧を考えたときに必要性に乏しいこと
などを理由としています。ただ可能性のひとつとしては、
農地基盤整備事業が来年から行われるにあたり、
地域の所有地整理も行われます。当然、後継者が
不足している地域なので、土地を持つことが求められる
こともあるため、収支が合うならやることもあり得るわけで。
 
一方、交流主体路線も野菜作の新規参入なので、
技術習得、小型機械購入、販路開拓などの大仕事があります。
それでも、投資が少なく、自分の体と畑の状況を見ながら
小回りのきく農業を展開するのは、自分の性分に合っている
気がする。面倒くさいことは嫌いですが、面倒くさいことを
やるのが仕事ですし、挑戦するのって、楽しいです。
 
対外的は、稼いでいるように言われますが、全然です。
なんとか切り盛りしている現状では、65歳まであと5年と
迫った父に、気持ちよく引導を渡すことができません。
社会人経験を生かした農業の真価が問われるのは
これからだなーと感じてます。
でも急にどちらかに偏るのも穏やかではないので、
3~5年計画くらいでシフトしていくつもり。
 
妻の料理や野菜の知識を活かした交流メインの農業で、
生活者から常に求められる農園をできたらいいなと
思っているのですが、それを実現するための方法を
考えると、眠れなくなるほどです。
稼ぐことも大事ですが、求められることを実現していけば、
自ずと稼げるようになっているハズです。

2 件のコメント:

ryu さんのコメント...

 すげーワカル。本当にその通り!!我が家も基盤整備事業を行います。
 
 我が家も“数字”の上では、儲かっている事になっているのですが、全くそんな事なくて・・・。

 自分の中で悶々としてます。

ひろし さんのコメント...

ryuさん

こんにちは。無事、投稿できてよかったです。
如何に所得を上げるかについては、農協に対する営農だけでは全く足りず、経営を理解してないと難しいですよね。稼ぐことと社会貢献の両立を実現したいっす。

ryuさんも、よかったら僕らの勉強会に参加しませんか。ガチのガチでそういう話をする仲間たちが10名ほどいますよ(^^)

チョコについては、我々、もうおっさんですから。