2011年3月15日火曜日

東北地方太平洋沖地震3

生命力を感じます。なぜか涙でます。
被災者の方々、本当に大変な中、必死に生きてるんですね。
さまざまな不安があるでしょうが、頑張ってください。
カッツ、本当に心配だ・・・。
また、救助にあたられているみなさまにも頭が下がります。
 
一方では、興味本位の取材をするメディア、
情報閉鎖の対策本部と東京電力には
怒りすら覚えますが、怒るのももったいない。
 
地震から丸4日経過し、私もようやく少し冷静に考えれる
ようになった気がします。でもまだまだ混乱中。
 
農家という立場からの支援について、書きます。
被災者の心証に障る記載がありましたら、お詫び申し上げます。
私は真剣にできることを考えてるつもりです。
 
我々は食糧を作ることが仕事です。
食糧自給率が低いわが国では、緊急時の食糧調達には
大変苦労することが予想されますし、さらに生産量は減。
だから、今までよりも、手間をかけ、頭を使って、
少しでも多くの農作物を生産します。
そして、多くできた農作物の分の収入を募金しましょう。
もちろん、直接送っていいなら送りますが、余ると聞いてます。
自分で一生懸命仕事して、稼いだ金で還元しましょう。
震災の便乗したような販売や小売りは、本人のため以外、
誰のためにもなりません。
節約もいいでしょう。
飲み代、嗜好品などを節約するのもいいかもしれませんが、
それで自分を保てるなら。無理な負荷は返ってきます。
 
貨幣経済には反対の私ですが、仕方ない。
自分の血と汗で稼いだお金で支援するのが、
もっとも有効ではないでしょうか。
 
阪神淡路大震災の被災者の声を参考に考えてます。
募金は、もちろん手数料がかからない日本赤十字社に。
 
節電とか買いだめしないとか、当たり前でしょ。
献血もできる限りやりましょう。
くだらない争いはしない。
善意の押しつけはいやがらせ。
 
だから被害にあってないみなさん、今まで以上に一生懸命
働きましょう。人も、食糧も、経済も、大事だと思います。
日本が、延いては地球が終わっちゃうんじゃないかと、
心配になってます。小心者ですから。でもそれは別の話。
とにかく、働ける人が社会を支えると思う。

4 件のコメント:

森末 さんのコメント...

まさにすべてに渡って同感です。

僕も今の自分の立場で何をすべきか考えてます。

恐らくは、内山さんのように考える生産者の人たちが、
MAXの力を発揮できるような環境作り、
特に人的部分のお手伝いでしょうね。

同じ思いを持つ人たちも多いと思いますし、
もう少し、状況を眺めてから動くべきだとは思ってます。

そこまでは、ひとりひとりが日常をしっかりと、、、
どうしても萎縮してしまいそうになる自分を、
どう日常に送り込むのかが目下の難題です。

ひろし さんのコメント...

森末さん

こんにちは。

生産者としての視野の狭い意見かもしれませんが、ご理解いただいてありがとうございます。

たぶん、長期的に求められることが増えて行くと思うので、これまで通り持続可能性を考えた行動に努めたいと思います。

私も委縮しないで発言・行動すべきだと自分に言い聞かせてます。難しいですが…。

yumico さんのコメント...

その通りだと私も考えています。
衣と住を失ったとしても命の最後の砦は「食」です。
(もちろん水やエネルギーも大切ですが。)
食の安全~質的にも量的にもをできる限り守っていくために私たちは日々真摯に農畜産物に向き合っていくことが大切だと思います。

ひろし さんのコメント...

yumicoさん

コメントありがとうございます。
普段は潜在的な農家がすべき(もしくはできる)社会貢献が、顕在化する一例かもしれないですね。

真摯に、農畜産物と向き合い、質も量も向上させる努力を続けましょう!