2011年6月25日土曜日

立茎栽培の剪定・間引き・拾いどり

5.3町歩の露地アスパラ畑、立茎栽培で収穫を行う畑は、
1.2町歩の畑(定植4年目)と、6.5反の畑(定植19年目)。
 
これは1.2町歩の畑の写真。ほぼ毎日毎日入って、
間引きしています。
人によっていい方は様々。間引き、剪定、拾いどり…。
毎日入って間引きしていくのを、「だらだら立茎」というのは全国共通。
ある程度期間を空けて間引きしていいくのは「一斉立茎」。
養分を無駄なく収穫し、良い親木を確保するにはだらだら立茎が
良いのだが、何せ人手と手間と技術が必要。
パートさんでは難しいので、私か父が時間を作ってやるしかない。
 
この作業、今年の重点作業に位置付けている。
3年前までは母が行っていましたが、長年蓄積した疲労により腰を悪くし、
2年前と昨年はこの作業にあまり時間を使っていません。
その結果、良い親木の確保ができなったり、細いアスパラが立ってしまったり、
立てるアスパラを間違えたり、とにかく取り返しがつかないことばかり。
他の作業で忙しいから、と優先順位いを低くしていたが、
夏の立茎、延いては翌春の収量も確保できない、と私は思っている。
それで、今年は少し無理しながらも、この作業に時間を使う。
 
畑のよって、立茎をしてがっつり収穫する畑と、立茎はするが
最低限の作業で、春のアスパラを中心に収穫するところと、メリハリをつける。
そんな感じで夏の作業を行っていくつもり。
 
業務の見直しというか、ようやくうちやま農園のことを
客観的に見れるようになった気がする。3年もかかったけど。
やるべき仕事、やらなければならない仕事、やりたい仕事。
面白い農業が、ちょっとだけできるようになってきた気がする。
 
 
こちらはハウス野菜。パプリカとナス。
 
ゴーヤがようやく実をつけ(花の下の小さなふくらみ)、
そらまめも空に向かってます。
管理が悪いのは気にしない。沢山美味しいものが取れればよい。
 
 
こちらは、ガガイモという雑草。
北海道Rootsの勉強会にて、あるアスパラ栽培農家の
圃場で教えてもらった。
アサガオのように、とらないとどんどん成長して、
親木になったアスパラを倒してしまうほど巻き付くらしい。
除草剤も効かないし、地中で根を張るので、とってもとっても
キリがない、とのこと。
我が家のカラスビシャクの方がまだマシかな(笑)
 
 

10か月のムスコ。
葉が下から2本出ているだけですが、
アスパラをむしゃむしゃ食べます。
アスパラの収量は大幅減ですが、この時期でも
味の低下は少ない。
やはり気温が低かったことが大きく影響してるのかな。
3日前までは温かくて、北海道各地で収量が増したようですが、
イタチの最後っ屁みたいなもんで、また下がるでしょう。
昨日も今日も、最高気温が20度いかず、最低気温も10度以下。
おいおい、6月下旬だぞー

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