感慨深い。
祖父のこと、社会人になってから好きになりました。
小さい頃はいつも叱られてたし、トイレ長いし、
テレビのチャンネルは話さないし。
反抗期なんて口も聞いてない。
それが、社会人になって仕事の仕方を覚えてから、
開拓で美唄で来たことや、戦時中のことを聞きたくて、
祖父の話を聞くことが増えた。
私が将来像を描けずにいた頃、祖父は病の床に伏しており、
御見舞いに行って会うたびに「決めたか?」と聞かれました。
中国戦線の話はリアルで、よく覚えてます。
銃弾が飛び交う緊張、上官の理不尽なリンチ、戦場に着くまでの苦労・・・。
死に損ないの生き残りだ、と自分を卑下する祖父は悲しげだった。
医者からは刺激物を食べさせてはいけないと言われてたので、
スッポンを食べたいという祖父の願いは死ぬまでかなえられませんでした。
最後、チョコのアイスが食べたい、というので買っていったら、
本当にうまそうに食べてた。
その翌日に死んだんだ。
祖父の開拓した農家を継ぎたいと思ったのは、祖父が死んだ後です。
祖父は継いで欲しいとも欲しくないとも言いませんでしたが、
父同様、祖父も私の農家選択に大きな影響を与えてくれました。
いつも以上に、今日は祖父に感謝する日。
またがんばろう。
2 件のコメント:
わかる。よーくわかる。
で、アスパラ初物は買えそうですかね。
森末忍さん
わかりますかー。今後じっくり話しましょうか。
アスパラ、明日以降でしたら大丈夫ですよ。直接連絡くださいませー
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