2012年8月23日木曜日

ここ1週間は濃い日々でした

先日、とある異業種交流会に参加させていただきました。
今まで行った同様の会の中で、最も刺激的で楽しい会でした。
次回もまた楽しみ。
説明できないけど、こういう素敵な人に出会っていると、
自分の成長を自分で認めちゃうという、幸せな私。
 
 
その数日前、北海道Rootsという農業者の集まりで、
八百屋のMさんを囲んで飲み会をしました。
仕事以外の話をしましょう、ということでしたが、
始まると仕事や人間についてのことであっという間の4時間。
人間の欲や我の話もさることながら、一番印象的だったのが、
運命を受け入れられるかどうかの話。
 
Aさんの親父さんは、Aさんが小学校に上がる前に、
ひとりで川に遊びに行かせていたそうです。
親父さん曰く「流されて死んだらそれがその子の運命」。
ただの管理不行き届きと言えばそうかもしれませんが、
『自分だけでなく子供の運命も受け入れる覚悟ができている』親父さんに
感動すら覚えました。
そうなりたいわけじゃないです。
でも、受け入れる覚悟は半端じゃない。
 
 
その前日、タキイ種苗の試験圃場でBBQパーティーに参加させてもらった。
社員さんも関係者も温かい会社だなと感心。
アスパラ仲間のOさんとの話は、いつも勉強になるし、
農家をちょすネタの面白さは、逸品です。
今後も長い付き合いになると思いますが、よろしくお願いします。
 
 
珍しく褒められた私の意見をひとつ。
「子供の舌は正直だ」という人がいます。
それ、美味しいものがわかるとは別の話です。
野菜について言う人がいますが、私が見ている限り、
子供がわかるのは鮮度、甘味、苦み、です。
多少不味くても、鮮度が良いものは食べます。
逆に甘くても鮮度悪いものは食べないことが多い。
だから、子供の舌を根拠に「美味い」を判断することは、
基本的には賛成できません。
 
 
人には人の優先順位がありますし、それは人それぞれで
あって当然であると思ってます。
私は夏場は仕事を最優先にしますが、次は家族や友人との交流です。
今日は銭函にアスパラを売りに行った妻に同行し、
子供たちと海で遊びました。
(雨の中アスパラをとってくれるパートさんたちに感謝です!)
 
海は荒れていたため、浮き輪をルンルンで
装備していた子供たちも、波をいきなり頭からかぶり、
すぐに砂遊びに変更しまし。
雨上がりの曇天のために気温は22度。
体をガタガタ震わせて唇が紫になっても遊ぶと言い張る。
その遊ぶことへの根性は、流石です^^
 
 
帰りの車では、また『魔女の宅急便』をみる。
またキキについて色々考えた。
彼女は飛ぶこと、もしくは自分のことだけを考えていましたが、
これまでと違う環境で人と出会い、人間の嫌な部分をみたり、
自分以外の人のことを考えたりすることで、飛ぶことができなくなってしまう。
それが、助けたい、という一心でそこから脱出する機会を得る。
 
置き換えると、目的は定まっているはずなのに、
身近な出来事に心を左右されて、心を乱している。
今すべきことを目的から考えれば、必要なことは
それほど多くなく、シンプルなはず、ということを考えてしまう。
 
翻って私。
色々なことが周りで起こり、行われている。
情報が心を乱すことは多々あり。
必要なものかどうかは、ちょっと考えればわかるはず。
待っていることで得られるものが少ないが、、
待つことで大きなものを得る人もいるのは確か。
でも自分は、待って得るより、追いかけて得た方が満足する。
そういう人間だ。
 
いつもの言いっ放しになりましたが、
映画や小説を、仕事に関連付けるのが好きです。
プライベートには生かしにくいです。
現実は小説より奇なり、ですし。

0 件のコメント: