2025年3月16日日曜日
今年は雪が少ない
2025年2月22日土曜日
パートさんの募集をしています
うちやま農園はパートさんが元気に働くことでは、
多分北海道で一番なんじゃないかと思っています。
経営移譲を受けた10年前から、雇用の改革に着手しました。
(以降、大きく改革したのは、雇用、ハウス、販売)
母は、楽しく仕事をしたい人。
父は、仕事を監視して無理矢理でも目一杯仕事させようとする人。
そして昔から来ているパートさんは、どうなんだろう?
パートさんが辞めていき、人手が足りなかった10年前、
なんでやめるんだ?よりも、
どうやったら仕事してもらえるんだ?を考えました。
アドバイスをくれたのは、就農当時からうちやま農園に来てくれていた、
ある編集者の方です。
こういう仕事をしてほしい、
この時間は必ず来てほしい、という数々の農家のわがままを、
わがままだと認識させてくれました。
そして、こういう人に来てほしい、
こういう人ならうちで仕事すると良いかも、
とか、そんな条件・待遇をたくさん考えて、求人広告を出しました。
もちろん、父は大反対。
そんな無駄な金使って、みたいな。
その条件・待遇とは、
・休み自由(休みのために仕事してください)
・健康第一、家族第一
・好きな時間を選べる
・7ヶ月で100万円以上稼げる
・美味しいアスパラをたくさん収穫するためにたくさん手間をかけたい、
というこちらの願いを明確にする
などです。
たくさんの応募が来て、たくさんの人の話を聞き、
またそれを翌年以降の雇用に生かし・・・、
というPDCAサイクルを回し続けて今日に至ります。
来てくれている人の「こういう風に働きたい」の希望には、
かなり寄り添って対応できていると思います。
スタッフにも責任を負わせすぎず、
来るもの拒まず、去るもの追わず、
のスタンスです。
長い人で30年以上、主力の方々は40代で10年前からいる人も、
5年前も、去年の人もいます。
人の都合に合わせて仕事を作るのは、私はけっこう上手いと思います。
2024年に4名入ってくれましたが、1人が離脱。
30年以上来てくれた方も、高齢のために離脱。
年収の壁や社保の規定も変わる国会の動きを受けて、
環境が少し変わってくるので、今年も数名募集します。
畑の人と、選果専門の人。
2月24日から「シゴトガイド」にて募集しますので、
興味ある人は覗いてみてください。
https://www.sgnavi.com/iwamizawa/
2025年2月19日水曜日
何が成長か
先日、農家になってからの友人2人とお泊まり会。
北陸に出張して農家や工場を視察する予定が、
大雪でキャンセルになってしまったので、
せめて泊まってじっくり話しよう、と。
1人は地域のために事業を縦にも横にも大きく展開し、急成長。
もう1人もあっという間に農地を拡大して大台に乗る。
そんな2人と話していると、自分が何もしていないような気がしてくる。
あれ?俺って何もしていないんだっけ?
焦ってしまい、何を考えたら良いかわからなくなるが、
ようやく冷静に。
成長していなくても、徐々に良くなっているし、
喜んでくれる人、貢献できている人は、確実に増えている。
ただそれが、ゆっくりなだけだ。
そして、急な変化は好きではない。
さらに、泥炭地はアスパラにとって病気の宝庫で、
毎年毎年他の産地に比べたら、病気対策にかける時間もお金も、
2倍くらいかかっていると思います。
(土壌の有機物が豊富なことの弊害なので、味も2倍美味しいと思っています)
アスパラをつくって、つくり続けて、社会に貢献したい。
私は、人の役に立つことが、仕事にも人生にも必要。
そして、本事業以外でも貢献できる何かがほしいですね。
先日書いたように、傷が癒えたのが最近なので、ちょっとずつ
気持ちを解放している、まだ最中なんだと思います。
新しく出会うこと、新しく知ることは、
表面上は新しい何かを身につけている気になります。
人の話を聞くことや教えてもらうことは、努力ではない。
自分で考えて行動できるようになることが、ある意味では成長。
売上や利益に惑わされてはいけない。
もちろん、両方とも大事だし、どっちも上昇できている。
でももっと大事なことが、自分の中にある。
2025年2月15日土曜日
将来の夢みたいなこと
2025年2月10日月曜日
偏屈だと、自分でも思いますが
勉強すればするほど、人の批判や真似よりも、
自分で自分をどうするか、という問題に当たる。
だから、人の経営やアスパラづくりへのアドバイスや意見なんて、
その人がその人の脳みそで考えるべきことなので、
他者に求めたり他者にアドバイスしてほしいと思っていることが、
そもそもあなたの課題なんですよ、と思ってしまう。
思った結果、何も言えなくなる。
言わないことが、最高の回答なのではないだろうか。
人の成功談や人から教わったことは、努力でもなければ
自分に不足していることでもないと思う。
それを自分でどう生かして、どういう自分と向き合って仕事をしていくか、
もしくは生きていくか、ということが、人としてとても面白い。
そこに向き合えているかどうか、話すと見えてくる。
自分の現状を受け入れて、自分に必要な学習を理解し、
ひとつひとつ試して失敗して成功へと繋げる。
そんなことを30歳くらいで描いたけど、いまだにこの考えはしっくりくる。
人に求めては、何も生み出せない。
面白いかどうか、好きか嫌いか、そんな選択も悪くはない。
お客さんにはもちろん、家族にも、仲間にも、褒められたい。
でも何より、自分の根底から納得できる結果にしたい。
そのために刻む一歩一歩は、わりと日常にも存在する。
毎日楽しみたい。
気づけば残り人生も30年しかないじゃないか!
販売店のご紹介
【買えるお店】
北海道
・大丸札幌店
・フーズバラエティすぎはら(札幌市中央区)
・相沢食料百貨店(稚内市)
・北海市場(西町・発寒・川沿・屯田・山鼻)(札幌市)
飲食店のご紹介
【食べられるお店】
(北海道)
・かわず池(すすきの)
・月と和音(宮崎県宮崎市)
その他、イベントなどでスポット的にご利用いただいているお店も多数ございます。
2025年2月9日日曜日
オフシーズンの過ごし方(48歳)
実用書も昔ほど読まなくなりました。
そして、家族とゆっくり過ごすのも、冬しかありません。
今年の家族旅行は、タイ王国へ。
2025年1月4日土曜日
2025年も最適化
それに気づいたのは、2024年末。
とにかく黒字化に必死だった2024年は、
目指す姿を思い出しもしなかったものの、
最適化へと進んでいると思える一年でした。
もちろん、その流れで2025年も進みます。
とにかく、関わる人を大切にします。
実は家を建てた15年前に、
スタッフの休憩場所を新しくできなかったことに、
ずーっと引け目を感じていました。
ごめんね、みんな頑張っているのに、うちだけ新しくしちゃって、と。
15年遅れましたが、昨年ようやくスタッフの休憩場所を綺麗にできました。
今年からは、もう少し快適になると思います。
少しホッとしてますが、もっとスタッフに寄り添いたいですね。
選果場では、直売を再開しようかと思っています。
コロナでスタッフへの配慮から、中断していましたが、
スタッフもやってくれそうなので、
今年から再開予定です。
収穫体験は、まだ休みます。
生産体制がもう少し確立したらやろうかな、と。
スタッフも面白くやれるといいんですよね。
誰かが我慢する仕組みは、良い循環を産まないので、
関わる人みんなが楽しめてお金が回る体制を探ります。
少しずつ、確実に、老化しています。
だから、少しずつ、無理していたことを減らしていきます。
でもできることは全力でやります。
毎年毎年、たくさんの変化がやってきて、
たくさんの小さな対応を積み重ねて、快適な職場に。
人にも、アスパラにも、最適を。
泥炭を生かしたアスパラづくりで、今年も鮮度良いアスパラを届けます。
遊びに来てくれる息子の友達にも。
雪が昨年ペンキ塗ったにも関わらず屋根に溜まりすぎる。
あれ、困ったなあ。
皆様にも良い年になりますように。
本年もよろしくお願いします。